こんにちは、ミズです!
今日もクラピアは気持ちよさそうに日光を浴びています。
さて、今回は我が家のクラピア庭で見かける虫ベスト5とその対策をあげていきたいと思います。
虫が苦手な人はかなり気がかりですよね。
虫の写真は出てきませんので安心してください!
クラピアの庭で見る虫ベスト5
それでは、早速ベスト5の紹介です。
※アリやちょうちょも普通に見かけますが今回は除外しました。
5位 ナメクジ
庭の階段下の日陰になっているクラピアの根元で見つけました。クラピアは、日陰だとひょろひょろと徒長して立ち上がり、モサモサになってしまいます。日陰+草ボーボ―は虫にとっては住み心地のいい場所になっていましまうのですね。
4位カマキリ
去年は2匹のカマキリが日当たりのいい場所に常駐していました。
今年5月の終わりに第二世代カマキリを発見したので、今年もまた冬近くまでいらっしゃることでしょう。
たぶんですが、初代カマキリは「3位の虫」目当てにどこからかやってきたのではないかと思います。直接的にクラピアにつきやすい虫ということではなさそうです。
数は少ないのですが、その存在感から4位のランクイン。
ちなみにカマキリは家庭菜園では益虫です。カマキリ様様!
3位オンブバッタ
これはおそらく、購入した苗のどれかに卵があったのではないかと思っています。
クラピアを植えて大分広がった7月終わりごろに、足を踏み入れるとピョン!ピョン!と飛んでいく小さなバッタに気が付きました。
結構な数で、お庭中をピョンピョンピョンピョンしていました。
やがて大きくなり、オンブバッタらしくオンブしている姿もちらほら。
最終的にお庭に10匹以上はいたと思います。
ネットでも検索してみたのですが、あまりそういう話がヒットしなかったので、たまたま私の苗だけだった可能性もあります。
特にクラピアに被害はなかったのですが、家庭菜園の山東菜などを食べてしまうので見つけるたびに捕まえて垣根の外にポイッとしていました。
そんなことをしているうちに、例のカマキリが姿を見せるようになり、カマキリの登場と共にバッタは徐々にいなくなり、やがて冬が深くなった頃カマキリもいなくなりました。
2位ミツバチ
ミツバチはクラピアの花を好むので、クラピアの開花時期5月~9月にやってきます。
うちで植えているのは「クラピアk7」という品種で、販売されているクラピアの中では一番花が少ない品種(他の品種の半分ほどの花数)です。
とはいえ他の品種と比べて少ないというだけで、花は結構咲くので、ミツバチもそれなりに来ます。
梅雨入りしたくらいから花が一気に開花してミツバチが良く来るようになり、6月中旬現在はお庭に高い確率で1~2匹いるという感じです。
とはいえ、ミツバチはよほどのことがないと刺してはこないそうなので、そこまで神経質になることもないです。
1位ダンゴムシ
堂々の第1位はダンゴムシ!
庭の端っこなど、あまり人が踏み歩かずクラピアがふわっとしているところの根元に結構います。
特に害などはないのだけど、ダンゴムシが苦手だという人は大変かもしれませんね。(お庭に草が生えている限り、どんなところでもダンゴムシはいるのだと思いますが・・)
我が家のクラピア庭で見かける虫のラインナップでした。
続いて、これらの虫対策を考えました。
クラピアの虫対策・その1「 クラピアを常に短い状態にしておく」
とにかく虫を少なくするためには、まめに草刈りをしてクラピアを低く刈りこんでおくことが一番の予防策です。虫の好む環境を作らない、とういうのが大事です。
またお庭をよく歩くようにすると、踏圧でクラピアの葉がかなり小さくなって茂りにくくなります。虫が大好きな日陰やムレる場所が減り、あまり寄り付きません。
我が家の庭も年に2回しか刈りませんが、よく歩いている部分には虫を見かけせん(カマキリとバッタ以外)
ナメクジはとにかく風通しよくする
うちは、日陰でわさわさしているクラピアを刈ったら途端にいなくなりました。
とにかく風通しを良くしてナメクジの居場所をなくすことが一番の対策のようです。
ミツバチに対してはクラピアの花を摘んでしまう
ミツバチ対策としては、クラピアを刈り込むことで減らせると思います。
クラピアの花が咲いたら手で取ってしまうというのも手です
クラピアの虫対策・その2「 殺虫剤などでやっつける」
大量発生するようであれば、殺虫剤などの方法を考えざるを得ない場合もあるかと思います。
小さな子供や動物を飼っている場合は、必ず安全対策をする必要がありますので気を付けて使用してください。
ナメクジ対策
ナメクジに効く殺虫剤
天然の土壌中にも存在する成分を使ったナメクジに効く薬剤「ナメトール」を撒くという方法があります。
ナメクジが出た場所に粒状の薬剤を撒き、それをナメクジが食べることで殺虫できます。(ナメクジには自分の巣に戻ってから天に召されるという習性があるので、亡骸を後片付けしなくてもいいようです。)
ナメクジが食害するすべての植物に使えるという点と、有効成分が天然成分なので環境にやさしく、万が一犬、猫などが食べてもに安心という点がいいですね。
ナメクジとの直接対決には「重曹」を
ナメクジといえば「塩」が一番に浮かびますが、塩は土壌にずっと残り植物が生えない土地にしてしまうので使用はタブーです。
もしナメクジを直接殺虫しようという場合は「重曹」を使ってください。
バッタ・カマキリ対策
バッタに効く農薬
カマキリはバッタがいなくなれば食べ物がなくなり自然にいなくなるはずです。というわけで、考えるべきはバッタの対策です。
「スミチオン」は水に薄めて散布するよく使われる農薬です。
薬剤に触れることで殺虫できます。広い範囲に散布するには、ジョウロなどを使うといいと思います。
アブラムシ、コガネムシ類の幼虫、バッタなどの草花・庭木・野菜や果樹などを加害する様々なの害虫に効果があります。
これは完全に私の個人的な考えですが・・
クラピア庭全体に農薬を撒くくらいなら、バッタやカマキリと共存する方がいいかなあ、と思います。
ダンゴムシ対策
ダンゴムシに効く殺虫剤
粒状の薬を撒いてダンゴムシをおびき寄せ、薬を食べることで殺虫するというものです。
効果がかなりあるようなのですが、亡骸をお片付けする必要があります。
ダンゴムシをお酢やコーヒーで予防する
ダンゴムシはお酢やコーヒーの香りを嫌がるようです。
ダンゴムシが来てほしくない場所に水で薄めたお酢や、濃い目に入れたドリップコーヒーをスプレーしておくとそこに寄り付かないそうです。
もし効果があるならナチュラルでマイルドなやり方がいいですね。
今度私も実際に検証したいと思います!
なお、コーヒーは場所によって着色するので、注意してください。
クラピアにはそもそも「害虫」はあまりつかない
害虫というのは、クラピアをダメにしてしまう虫ということです。
クラピアはそもそも害虫があまりつかない植物とされていて、付くとすれば庭に一緒に植えている他の植物からやってくるということが多いそうです。
うちの庭に出る虫ベスト5は「害虫」ではありません。クラピアに被害はないのです。
とはいえ、稀ではあるけどクラピアについた害虫の報告例というのはあるそうなので最後に書いておきます。
害虫が出た場合は、少し真剣に対策を考えなくてはいけなそうです。
●「ハダニ」・・稀に発生。
植物の汁を吸う吸われると葉の表面が白っぽく変色し、葉の形がいびつになる。●「ヨトウムシ」・・ごく稀に発生
日中は土中や株の地際に潜み、夜中にほとんどの植物を食害する。●「カイガラムシ」・・ごくごく稀に発生
植物の汁を吸い、間接的な被害としてすす病という病気を誘発する。引用抜粋:ソーラーサポートセンター
それぞれの害虫に対する農薬はソーラーサポートセンターのHPが詳しいので、そちらを参照にしてください。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました!
雑草・虫いっぱいの庭→クラピアの庭にするまでの記事も併せてご覧ください。
クラピアを植えてみて実際に感じるメリットデメリットなども書きました。